あなたのうちのペットにも、あなたが飲んでいる井戸水、湧き水にも,
カンピロバクターが潜んでいるかもしれません!!
カンピロバクターとは?
→食中毒ウイルスです。ウシやブタの流産の原因菌として古くからよく知られていた菌ですが,わが国で食中毒菌として注目されるようになったのは1979年以降です。食中毒の原因となるのは主にカンピロバクター・ジェジュニとカンピロバクター・コリの2菌種です。この菌は微好気的条件下(酸素が少しある状態)でよく発育し、酸素にさらされると徐々に死滅してしまいます。低温には強く4℃以下でもかなり長く生存しますどこに潜んでいるの?
→ウシ, ブタ,鶏,犬,猫などの家畜,家禽,ペットが保菌しています。また、井戸水・湧き水にもひそんでいます。中毒症状はどんなもの?
→潜伏時間が2~7日(平均2~3日)と長いのが特徴です。まず、発熱、倦怠感、頭痛、めまい、筋肉痛などが起こり、次いで、吐き気、腹痛があらわれます。その後、数時間から2日後に下痢が起こり、1日10回以上の下痢が1~3日続きます。感染を予防するには? →・熱に弱いので,食品(生肉など)は必ず加熱調理しましょう。また,25℃以下では増殖が抑制されますので,食品は冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。
・飲料水には,必ず塩素殺菌あるいは煮沸殺菌したものを使いましょう。 ・ペットと遊んだ後は、手を洗うようにしましょう。