平成を振り返る(文明の発展とごみ)

文明の発展とごみ
 平成という元号に反して、天災の多い31年であったと思います。
 

  平成30年7月 西日本大豪雨での災害ゴミ
 
  平成24年3月 東日本大震災の後、一年を経過しての相馬市の広大な災害ゴミ置き場
 
 平成10年10月の 吉井川氾濫の際には、赤磐市福田周辺は災害ゴミによって道路が塞がれてしまい消石灰を持ってきて欲しいという要請にも答えることが出来ませんでした。

平成10年10月集中豪雨にかかる災害

これらは、いわゆる「見える災害ゴミ」ですが、一方で「見えない災害ゴミ(放射能)」について、薬剤師会東備支部有志の薬剤師仲間で勉強をしました。今でも当時(平成23年)の不安な気持ちを思い出します。

 下記のポスターは平成23年11月6日 和気町学び館「サエスタ」で展示しました一部です。
※画像クリックで拡大します。
 
 
町の文化祭の会場でしたので、興味を示された方はあまり多くありませんでしたが、一方で「水俣病問題と同じだ」と言って丁寧に見てくださった方も少なからずおられました。

 平成年間は日本では戦争が無かったと振り返る人もありますが、勉強をするほどに「これは戦時だ!」と当時は思ったものです。

 ゴミ問題に目を向けると、文明の発展の負の遺産に気づかされます。